寳泉大仏(ほうせんだいぶつ)
10mの高さを誇る大仏様で、重さは8トンもあります。 正式には釈迦牟尼大仏、つまりお釈迦様のことです。この大仏は青銅製で、中国上海交通大学及び中国芸術院等の古代芸術研究グループにより中国で制作され、平成8年6月に開眼供養されました。 原型は洛陽(現河南省)の竜門石窟群に建立された奉先寺石窟の本尊釈迦牟尼大仏です。 日本の大仏の作りとは手の向きが違います。日本の大仏は右手に梵字の幸福を表し、左手は人々を救うと云う意味で手の平を上に向けていますが、寳泉大仏の左手は邪悪なものはおさえると云う意味で手の平を下に向けております。これは中国と日本の考え方の違いによるものと思われます。また大仏を正面から見ると顔を少し右に向けており、向側墓地の歴代住職墓地及檀信徒墓地を見守っております。