閻魔大念珠と金毘羅大念珠
念珠の音で仏神の御心にふれ、念珠を回すことで読経し、御加護を頂きます。
閻魔堂に掛けられた大念珠を左念珠、金毘羅堂に掛けられた大念珠を右念珠 と云い、左念珠54個、右念珠が54個あり、左と右の念珠を回すことにより閻魔様と金毘羅様が108個の煩悩を払って下さいます。 左念珠は閻魔堂の前で合掌し赤い珠を持ちゆっくりと下に引きますと、珠が落ちて清らかな音を響きます。自分の前に赤い珠が来るまで回します。 閻魔様は地獄の主として造悪の不善業を監視し悪の恐るべきことを知らしむ とされておりますが、本来は同じ過ちを犯さぬ様に見守り、罪深き者を救い成仏させて下さいます。左念珠を回すことで願主を常に見守り不善業よりお守りして頂けます。 右念珠は金毘羅堂の前で、左念珠と同様に行ないます。 金毘羅様は元々航海を護る神として昔から信仰されておりますが、航海のみならず、人生の安全を守る神でもあると云われております。右念珠を回すことにより願主の祈願事をお守りして頂けます。